2017年3月17日金曜日

【3月15日(水)】 今の私はあなたの知らない色 [住民356日目]

水曜日は、より処の営業日。


運営スタッフのお母さんが、お花を素敵に活けてくださった。


午前中から数名の方が訪れてくれ、店内は賑やかとなる。


今日は、運営スタッフのお母さんがお抹茶を立ててくださった。
いまは不定期の実施であるものの、注文してお飲みいただける。
器は多種多様で楽しめるし、非常に美味。


こちらも、運営スタッフのお母さんがつくってくださった。
豆乳をベースに、きなこ・黒糖をかけた和風デザート。健康的だし、たいへんおいしかった。
こういうのも提供できるようになると良いな。


今日も、色々な差し入れをいただく。
和菓子の詰め合わせに、


おかきの詰め合わせに、


シュークリームの詰め合わせ。
ありがたい。お茶請けとして皆さんにお出しして、おいしくいただくとしよう。
一部は、既においしくいただいた。


個人的には、パンの差し入れも。ありがたい。


そしてこちらは、今年度の「緑のふるさと協力隊」として活動してくれていた子から。
本日が任期最終日ということで、気を遣い、差し入れてくださった。
温かいメッセージ付き。せっかくなので、一緒に掲載させていただくとする。

より処が昨年9月にオープンして以来、ほぼ毎週のように顔を出しては、地区の方々とお喋りをし笑顔を与えてくれた。
和泉の人たちもそれを楽しみにしていたし、まさに「交流の拠点」として盛り上げてくれて、ありがたく思う。

あとは最後の、東京での総括研修および公開報告会を残すのみ。がんばっていただきたい。


運営スタッフのお母さんがた手づくりのお昼を、今日もみんなでわいわいと、おいしくごちそうになる。
そして午後の運営はお任せし、僕は外出。


大野市内に九つある地区の一つ、富田地区の公民館へ。


子ども向けに英語教室をして欲しい、とご依頼をいただいていたのである。今回の一度限りだけど。
名前を冠してくださり、嬉しいことだ。


放課後に公民館へ来る小学1~3年生、実に16名が参加してくれた。半分以上が1年生。
一人で見られる限度は10人くらいだが、公民館の職員さんや安全管理員さんも、5名ほど一緒に。
サポートしていただく。

これだけの人に注目され、そのうえレッスンを主導するというのは、けっこう緊張する。ヘタレだからな。
和泉地区の英語教室だって、二年間やってきたが未だに緊張感はあるのだ。ヘタレだからな。


まず、このヒゲ坊主は何者なのか、簡単に自己紹介。
たっちゃんorドラゴンと呼んでくれ。カナダに2年間住んでて、自転車で横断もした。東京から大野に越してきた。など。

英語だけではなかなか厳しいので、日本語も交えながら。それは和泉の教室でも同じだ。


ウォーミングアップとして、「Head, Shoulders, Knees and Toes」の歌と踊り。
どうやら学校でやったらしく、みんな知っていた。話が早い。


1stレッスン、じゃんけんの英語バージョン。3年生は、だいたい知っていた。
RockとPaperとScissorsを解説し、何度か繰り返し練習してみて、


じゃんけん列車の出発。
やり方が曖昧な部分はありつつも、16両が連結し終着駅へ。


2ndレッスン、色。
用意した8種類のカラーを、カタカナ読みでは無く英語の発音で口にしてもらう。

そして3チームに別れ、指定の色を取ってくるゲーム。


最後に、フォニックスジングルと呼ばれる、アルファベットの発音練習。
Aなら「ア・ア・アッポー」、Xなら「クス・クス・ボックス」みたいな感じで。
持ち時間の60分を軽くオーバーし、75分くらい使って終了した。

和泉っ子にも引けを取らない元気さだったが、ほとんど1年生ということもあり、そもそも話を聞く姿勢というのは未完。
終始お喋りは絶えず注意力も散漫としていたものの、英語に反応を示してくれたし興味は持ってくれたようだ。
楽しんでもらえていたならば、嬉しく思う。

あと感心したのが、カードや座布団を率先して片付けてくれた3年生たち。素晴らしすぎる。
大人でも、こういうのをちゃんとできる人は多くない。大野っ子は、何としっかりしているのか。


夜は、猟友会和泉支部の懇親会。ぼく以外の猟友は、日中に今季最後の出猟(有害獣駆除)をしていたのである。

「もっと他の人に付いて猟に出ないと」「勉強・精進せんならんよ」「後継してもらわなければ」などのお言葉が。
その割には、何が分からないのかも分かっていない新人に対して、いろいろ教えよう・受け継いでもらおうという、
会からの積極的な働きかけは無いわけだが。

しかし、経験四十数年のベテラン猟師さんの話が興味深かった。
二十代で銃を持ったときは右も左も分からなかったが、とにかく一人で、あちこちの山へ行った。
仕事前の早朝や、時には昼休みも利用して、猟期には毎日のようにキジやヤマドリを追いかけたのだという。

なるほど確かに、それくらいの気概を持つことも大切である。時間を捻出し、自ら動いて学んでいくのだ。
来シーズンは週七で山に入る、ガチ猟師になるか。それもおもしろいな。



より処・英語教室・狩猟。
僕みたいなもんが、こうした事柄に関わるようになるとは。かつて誰も、予想だにしなかったろう。
まあ僕自身がいちばん驚いているからな。

ただヘタレの克服なんかとはまたベクトルが違うので、そう簡単にはいかないよね、色々と。


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