2015年10月6日火曜日

【10月6日(火)】 孟母三遷 [活動181日目]

今日は休日扱いだったのだが、


まちへ下り、学校再編計画の説明会に参加。市職員向けだったけど、勝手に来ちゃいました。
まあ半分くらい職員みたいなもんやし。

大野市の小学校10校と中学校5校を、2校ずつに統廃合するという計画。
極端すぎるやろ、と思い反対の立場だったのだが、まずは話を聞いてみなければならない。


説明は、教育委員会の事務局長さんから。

少子化に伴い学校の小規模化が進んでいるため、適正規模で望ましい教育環境を確保する、
といったところが趣旨のようだ。

小規模校にメリットは多いが、指導面での課題もまた多いという。
例えば和泉小のような複式学級では学力の確保が難しいとか。
確かに、その観点は欠落していたな。

学校が無くなることで地域との関わりも無くなる、といった懸念は大きい。
だがその点に関しては今後、公民館が担っていくのだという。

学校はあくまで「教育の場」である、というのが基盤にあるようだ。


色んな立場があって、色んな考え方がある。

でも大切なのは、子どもにとっての最善を考えること。
カンペキな形なんて無いから、どうやったら一番いいバランスを保てるのか。

子どもたちと学校に愛着があるぶん、どうしても反対寄りになるけど、よく考えるべき問題かな。
現役小中学生や先生たちの意見を聞いてみたら、おもしろいかもな。


さて、説明会後は和泉へ戻り、公民館で自治会関係の作業を少し。
道の駅で姐さんにお昼をごちそうになり、先月リニューアルした おみやげコーナーを覗く。
コーディネーターさんが陳列したらしく、なんともオシャレな感じになった。


別の姐さんとお喋りしているところを、兄さんに盗撮された。きょうだいが多いな。


ちょっと先生と話したいことがあったので学校へ行くと、小学校高学年の子らの下校時間。
向かいの畑で育てていたピーマンをもらった。その場で一つ齧る。うまい。良い子はマネしたらあかんで。


いつも生徒主体で帰りのあいさつをするそうだ。しっかりしている。
ちなみに生徒たちは、帰るときに職員室にも立ち寄ってあいさつしている。うーん、素晴らしい。


中学校の陸上部男子3人がストレッチしているところを邪魔し、
保育所に行って子どもたちと戯れ、
前におすそ分けしてくれたお母さんのところへタッパーを返しに行くと、お米とサツマイモをいただいた。

活動とか休日とかいうより、こういう「生活」になってきている感じやな。楽しいです。





【参考資料】
説明会において僕が発言させてもらった意見の要旨

「僕はいま和泉地区で活動しており、小中学生と絡ませてもらう機会が非常に多い。小学生17人・中学生9人という現状はさすがに少なすぎるかなとは思うが、しかし小規模だからこそ伸びやかに育っていると感じる。例えば高学年の子が低学年の子の面倒を見て、サポートして、しつけなどの面でも指導していて、小さい子はそういった姿をみて育つという自然な流れができている。また学年を越えてみんな仲が良く、いつもニコニコして楽しそうに、活きいきと暮らしている。学校再編後はスクールバスで通うことになるとのことだが、中学校くらいまでは歩いて、道草でも食いながら、地域の方と交流しながら通学するくらいが良い環境なのではないか。あえて小規模校を残すというのもおもしろいと思うが、それはやはり難しいのか」

これに対する回答として、前述のような学習面での課題についてや、
地域との関わり・人間形成の場などを公民館がつくっていくといったお話をいただきました。

うーん、そうか。


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